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お仕置き



ぬるぬるの沙耶花の、太ももを大きく割り開き、じわじわと巨砲を埋め込む。
「はっ・はうっ・おおきい・凄い・・・・」

スクワランもローションもさることながら、沙耶花の膣の中は、盛大に濡れそぼっていた。
そりゃそうだ。
ローションとオイルでぬるぬるにされて、身体中くまなく触られまくっていたのだから。
どうしても、牝の気合が入ってしまう。

「あ・く・く・」
と腰の調整をしてしまう。つまり、淫らな動きをしてしまう。
じわじわ進んだ秀雄の巨砲は、膣の奥に達した。

「はう!」
「ここが、一番奥だ」
と言うと、
「うん」
と沙耶花は返事をした。
化粧顔とは解っちゃいるが、たまらない顔をする。

──可愛い女だ。

「どーだ。俺のは!」

「……凄いの……」

「おっきくて嬉しいか?」

「……それは……」

「あははは。無理によがんなくても、いーからな!」
こう言って秀雄は巨砲を、ぬぷぬぷと使い始める。

「は・・は・・はん・・はん・・あん・・おおきい・・」
正常位でのしかかったのだが、後ろ手縛りの沙耶花は柔らかく、仰向けのくせに、さして苦しげではないようだ。
両手は完全に、背中の下敷きとなっているのに。
なんという柔軟さ。
この半ブリッジ状態は、更に乳房を盛り上げ、たまらないシルエットを作り出す。
その上、くねくねと淫らに腰を使う。
顔を見れば、濡れた瞳が妖しく光っている。

実際、「女の手」の柔らかさ故に、人生観が変わってしまった小松さんの気持ちがよく解る。
若い頃、そう、恋人や妻を選ぶ時、当然容姿や性格で選ぶのだが、その中に、性能や質感などは、特に入ってはいない。
長じると、セックスの相性なんかが、一番大事な事に思えたりするのだが。
そんな年齢になると、しっとりとした質感の女に、あらためて、ぶったまげたりするのだ。

さて、この二人、もはや、強姦ではなかった。
和姦なのか? いや、これはむしろ、淫らな儀式と言った方がぴったりな光景である。

例によって、「伝説的巨根崇拝」に帰結して、「お話」を終わろうとしているのか?
このまま大団円って言うのならば、ちっともピカレスクじゃない。
むしろ変形恋愛小説じゃないか?

秀雄ってのはそんなに甘い男なのか?
SMの神様を始めとして、変態諸兄が怒っている。

「ねえ秀雄くん。『お仕置き』に来たんじゃなかったの?」
と、作者と読者の声がする。

「るせー! 黙って見てろ!」
と、秀雄は腰を振る。
「……ハイ」
と、黙るしかない。
何故なら、此処は秀雄の戦場なのだから。
戦場においては、現地司令官に委ねるしかない場合が、往々にして有るのだ。

「シカシ、お仕置きが……」
「じゃかましー!」
「……ハイ」

「なあオマエ。デカチンだからって調子に乗ってんじゃないぞ!」
と、これは「超電導美那子」の主人公、小野寺善行の声だ。

「なんだ、善行、『雨のち強姦』読んでくれてたのか?」
とロッカ。

「あのなあ。こっちは、Y10話で、止まっちまったまんまなんだ! 全立線、スマタ駅の大通りのラブホの中で。清美ちゃんは風呂に入ったまんま。第一『スマタ』の当て字も忘れちゃったんだろ!」
と善行。
「おーい! 参照太夫! ……ともかく、善行、……スマン」
とロッカ。




秀雄の強烈なコイタスが続いている。
「あ・あ・あ・あ・あ・」
沙耶花は、後ろ手縛りのまま、見事なブリッジを繰り広げる。
「はうううううう・・・・」

──ああ、イクって言いそう。……絶対、言うもんか!

激しい突き上げ。
それでいて、まったりと。 
とにかく、気持ちイ。

──ああ、お父さんの膝の上みたい。子供の頃の縁側の思い出。何でだろ?

身体に染み入る充実感。
とにかく、気持ちイのだ。

──ああ、大晦日の鐘つきだわ。
ごーん。ごーん。ごーん。
──お腹の下の方から、確かに聞こえる。

──あはん、あはん、あはん、声に出さなくても……
──あえぎ声を、思い浮かべるなんて……あはん・あはん……

──あん、女って、やっぱり馬鹿なのかしら? あはん・あはん・・・・

──あ・また・あん・あん・あ・また・・・・

「あん・あん・あ・あ・ああああ イ・イ・イイイイ イックウゥゥゥゥ・・・・・・」

と、沙耶花は叫んだ。
アクメである。
これで、沙耶花のたがが外れた。
寄せては返す波のように、沙耶花は、何度も何度も達し続けた。




ベッドの上、ぐったりした沙耶花の、白々とした裸体が横たわる。
秀雄はアンズ酒を飲みながらタバコを吸っている。

「はん……凄かった。……こんなの初めて。アナタはどう? 良かった?」
とろんとした顔をして、沙耶花が言った。
ところで、秀雄の巨砲は、隆々とそびえ立ったままだ。

「ねえ。あたし、良くなかった?」
と沙耶花。
「いや、まあ、最高でしょう」
と秀雄。
「いったい、……どうしたら、……」
と沙耶花。
優しい女である。
秀雄が言った。
「そーだな。じゃ、今度は、ケツを貸せ」
「え?」
タバコをもみ消した秀雄は、沙耶花をうつ伏せに押さえ込んだ。
後ろ手縛りの沙耶花は抵抗できない。

「オマエ、アナルファックは、初めてじゃないよな」
と言いながら、左右の手で、尻たぶを割り開く。

そりゃ沙耶花はアナルセックスも得意技であった。
ローターにアナルバイブ。
ミツルのペニスだって、たびたび受け入れている。

しかし秀雄のモノは、25センチの逸品である。
膣穴でさえ驚愕した巨砲に、はたして耐えられるであろうか?

シーツの上に敷いている、ゴミ袋の、ひだに溜まったローションや、スクワランオイルをすくい取っては、肛門になすりつけていく。

ぐぐっと押し込むのだが、巨砲はなかなか入らない。
ゴミ袋の上で、ひしゃげた乳房がわななく。
精一杯身をよじり、首をもたげ、後ろ手縛りの沙耶花が叫ぶ。
「お尻は無理よ! 入らないわ!」
ぐっと埋め込む。
「あー! 裂けちゃう! やめてー!」
肛門が開いてゆく。
「駄目え! 無理よ!」
ぬこっと先っぽが入った。
「あー! あー! あー!」

「ほーら。成せば成るっつーんだ! 力抜けー!」

「あー! あー! あー!」
ぬぷぬぷと、入ったではないか。

「ほら、息、吐くんだ。力抜いて」

「はあっ・はあっ・はあっ・はあっ・」
秀雄は、ぬるぬると往復運動を始めた。
「ほえー! ごっつ、気持つえー!」

「はっ・はっ・はっ・いっぱい! ・・いっぱいよ! ・・はっ・・」
沙耶花も頑張っている。
沙耶花は紅潮し、その肉体は、全身がピンク色に染まった。
暫くコイタスを続け、アナルの感触を十分に愉しんだ秀雄は、叫んだ。
「よーし、沙耶花ア! イクぞー!」
「はっ・はん・ふん・ふん・」
うつ伏せの沙耶花の、開脚した太ももに、ぐっと力がこもる。

秀雄は射精したフリをした。
「おっ・おっ・おっ・おっ・おっ・・・・」
この方が、おさまりが良いと思ったからだ。
沙耶花はシンクロする。
「あ・あ・あ・・イ・・イックーウゥゥ・・・・」
なんと、沙耶花は、アナルでイッたのだ。
流石である。




達成感に満ちた顔の沙耶花が言った。
「ああ、アナタ。あたしの、お尻の中でイッたのね」

うすら笑いの秀雄が答える。
「まーな」

「アナタの『お仕置き』って、この事だったのね」
と、沙耶花は言いながら、やっと縛めを解かれた手で、ウェットティッシュを何枚か、円筒形のホルダーから抜き取った。
秀雄の、まだ、えてはいない巨根が、茶色く汚れているのを目にしたからだ。
ほんのり漂っていた便臭も、だんだん強くなってきた。

冷たい目をした秀雄が言った。
「ティッシュは必要ない。沙耶花、オマエがめるんだ!」
沙耶花はまだ、キョトンとしている。
「え? なあに?」

「オマエのクソを、オマエが舐めるんだ」

「え? ウッソー!」

「さっさと舐め取れ! これが『お仕置き』なんだ!」

鬼畜の秀雄の手には、ハリガネ鞭が握られている。

「えー! そんなの、絶対、嫌!」

鞭がうなった。

──ヒュンッ!
──ビシッ!

──ヒュンッ!
──ビシッ!

──ヒュンッ!
──ビシッ!

余韻に浸る美尻に、強烈に炸裂する、非情なハリガネ鞭であった。

結局、沙耶花は、秀雄にすがりつき、許しを乞うた。

そして、秀雄の巨根をべっとりと汚す、己の便を舐め取った。

きつい便臭の中、あまりの汚辱感に、何度も嘔吐した沙耶花であったが、その都度、ハリガネ鞭の洗礼を受けた。

「ゲロクソ女、オマエのフェラは最高だ。おっと、歯ア立てんなよ。クソまみれじゃ、バイキンが入るだろ!」

こんな言葉を聴きながら、気を失ってしまった。



Queen ↑Bohemian Rhapsody



日中目覚めた沙耶花は、当然の事ながら、最悪の状態であった。

身体中にみみず腫れが走り、口の中からは、便臭が漂って来るのだ。

しかし、沙耶花は、この、口の中の状態は、経験した事があった。

二十歳の頃、飲みすぎて、何度も嘔吐した結果、十二指腸の内容物まで吐き出した翌日の事であった。

口の中が、強烈にウンコ臭かったのである。

ミツルが笑って教えてくれた。

「バカだな。沙耶花。消毒剤でうがいしねえから、十二指腸の雑菌が、口の中で増殖したんだよ。ゲロ吐いた程度のうがいじゃ駄目なんだ。あー、クセー、クセー。ウンコ女」





バスタブのお湯の中、消毒剤で念入りに口を洗った。

何故だかさっぱりとした、いい気分になっていた。

──こんな身体じゃ、半年くらい、舞台は無理よね。

──でも、なんだか、小松さんに、やっと赦されたって感じ。

──あの強姦魔、小松さんの親戚かなあ?

──1年くらい、住ましてもらったら、返そうかなって思ってたけど。そんな必要ないもんね。

──よーし! こうなったら、早く売り飛ばして、ヨーロッパでも行ってこよう。

──うんとゼイタク、できるもんね。

──ミツル。連れてってやろうかな?






雨のち強姦 第3話 終わり


















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